ムースのカナダ日記

social network

先週末はまさに夏の気候！
体感気温は30度を超え、湿気もあってバテバテでした。

今週は湿気がなくなって、やっとカナダらしい天気が続いています。
お隣さんも、その向こうのお隣さんも
がーデニングに大忙し。私も少し。。。
今はシャクヤクが満開です！



さて、私はアップルのまわし者ではありませんが、
彼がどっぷりハマっているせいで、iPhone に、iPad、でコンピューターは彼のお古のiMacです。

で、これがまさに猫に小判で、
全く使いこなせていないうえに、問題は、私に使いこなす気がないということです。

そして。。。
Facebook に Twitter。はっきりいって、もう何がなんだかって感じなんです。

でも、自身のウエブサイトを作らなくてはいけない状況になってきて
遅ればせながら、それだけはなんとかやってみようと思っているところです。



先日、彼が新しいアプリを iPhoneにいれました。
iPhone にむかって
英語では話すと、日本語に訳して答えてくれるというらしいのですが。

単語は大丈夫。あとは主語、述語、目的語の文章もなんとか訳してしてくれたスマートフォンですが、それ以上になると全く役立たずでした。

英語と日本語はもともとの文章の構成が違いますものね。

全然訳せてないよ、という私の一言で
ムキになった彼が、iPhone にむかって

このアプリに99セント払ったんだぞ！

といっても、そのアプリでは、セントの部分も訳せずに終わり。。。

かわいそうなiPhoneは、その後しばらく彼に、役立たず！といわれ
英語のスラングを浴びせかけられ
最後には sh。。！なんていわれても…ね。


そのアプリでは
生きた英語(？)を訳すことも無理だったというわけです。



でも。。。。今は無理でも
そのうち、翻訳がいとも簡単にできてしまうんでしょうか？
こんな風に、便利になっちゃって、あとで何も弊害は起こらないのかしらと

おばさんの老婆心かな。。。。。。

home town

私がお世話になったモントリオールのスタジオへ
ちょっとだけ器たちを送りました。



友人が発起人となって、そして先生方にもご協力をいただいて
イベントを行うことになったんです。

去年の地震から一年以上過ぎましたが
直後の様子から、次から次へと解決しきれない問題も山のようで
考えさせられことも多いこの頃。

今回はモントリオールにお住まいの裏千家の先生がお手前を見せていただけるということ。
陶芸コース有志の作品、そして先生方の作品の販売をすることになり、
私も遠くから参加ということになりました。

6月3日 1時から
McClure Gallery at Visial arts center
(westmount)

売り上げ金は、今回は特に震災で親を失ってしまった子供達にために
あしなが育英会へ全額寄付ということです。


モントリオールのスタジオは
私にとっては、実家のようなもの。
今でも友人たち先生方がいらして、思い出もたくさん、本当になつかしい場所です。

思いは、モントリオールへ。
体はこちらで。。。マグカップ制作中。

wood printing

爽やかで、新緑が眩しい季節になって
ほんとに気持ちがいいです。



ショーを通じてお友達になったバーバラさんのギャラリーに行ってきました。
英語の先生として東京に20年暮らしたあと、8年前にカナダに戻っていらしたんです。
彼女がいたところは私が育った同じ町、もしかしたら何処かですれ違っていたかもしれないんです、不思議な感じですよね。

写真の左端に写っているのがバーバラさんです。



日本にいる間に版画家の先生について勉強され、
作品作りもずっとされてきています。
先週、新しくギャラリーをオープンされたので伺ったというわけです。

バーバラさんの作品はとても細かい仕事の積み重ね、
作風はモダンで構図もスッキリ洗練されていて私は大好きです。

紙は福井県の業者から、木も、材料として使うヤマトのりも全部日本から取り寄せていらっしゃるんですって、すごいでしょう？



ギャラリーはDistllery historic にあります。
お散歩にもいいところですよ！

en France

。。。フランスからのお客様を一日ご案内して。。。

。。。。いーですよ。。。。と軽く返事をしてしまったのが
間違いの始まり。



モントリオールでケベック州の運営しているフランス語のコースに
１年ほど通ったことはありますが
あまりの難しさにドロップアウトした私です。

お客様、ルネさんに空港で
お会いしてびっくり、英語を一言も話してくださらない事に気がつき
真っ青になりましたが既に時遅し。

きっと少しは話してくださるのではとなぜか思い込んでいたのですが。。
こうなったら。。。私のいい加減なフランス語で一日乗り切るしかありません。





東京ではスカイツリーがまもなく開業ですが
このCNタワーもトロント観光からははずせません。
(それしかないって話もありますが)

足元のガラスを通して
真下に広がる地上も眺められます。

ちなみに私はこのガラスの上には乗れません。
背中がぞわぞわします。



ルネさん、ちょっと固まってます。

マルティーニ島って，私はどこにあるのかも知らなかったのですが
カリブに浮かんでいる島の一つで、フランス領なんですって。
ナポレオンの奥さんが生まれたところなんだそうです。
仕事がないので、フランス本土に出稼ぎにいく事が多いという事ですが
ルネさんは３０年前にマルティーニからパリに移住されたんだそうです。
時々、マルティーニ島に帰って、ご両親や親戚の方々と会うのを楽しみにされているようです。

おみやげにいただのは
マルティーニ島のラム酒。



それはもう悲惨な案内役でしたが
どうやら喜んでくださったようでほっとしました。
今度はパリを案内してくださるとのこと！
わーい！行っちゃうぞ！

keep going

暖かくなったと思ったら
また寒くなったりしていたトロント。

やっと、ほんとに暖かくなってきた。。。そんなよいお天気に恵まれた昨日は
ハーバーフロントセンターに行ってきました。



ここにはガラス、陶芸、ジュエリーの工房があって
美大や専門学校で勉強してきた彼らが
仕事をしています。

３年から４年、ここでレジデンスとして作品作りをしながら
独立の準備をしているんです。

仲良しの友人（っていっても、私よりは随分若いのですが）はジュエリーの４年生。
これは２月のグループ展の時の彼女です。
一つ一つのペンダントを
大きく壁面を使って展示していました。



この建物のなかにスタジオがあって
くるりと振り向くとオンタリオ湖です。



陶芸でも、ガラスでもファインジュエリーでも
何かを作り出すプロセスは同じ。
考えたり、悩んだり、失敗したり、ちょっとうまくいったり。

独立するっていうのは
簡単ではないけれど、
彼女もあと１年でこの場所から出て行かなくてはいけなくて
そんな近い未来の心配と、漠然とした遠くの不安で悩んでいる様子もあります。

シンプルなデザインにこだわる彼女とは
話がよく合うので、頻繁に会う機会をもって、
色々な情報を、交換。。。でなくて一方的にいただいています。

金の値段も、上がり続けるこの頃で
ジュエリーをつくって、売るっていうのはなかなか大変なことですね。
陶芸に比べても、材料費っていうことではリスクが高いな。。。よく頑張っているなと思うのです。



彼女のラインのなかでは
一番カジュアルなもののなかから
お願いしたおいたものをとりにいきました。

。。。。で、なぜか、こんな時には必ず娘もくっついてきていまして、
彼女も一つ。。。。

。。。。ママが払いましたとさ。。。。