2008年 05月 08日
ケベックフレンチ |
最高気温18度前後、最低気温は7度前後というこの時期、とても爽やかな日々が続いています。メープルの木々もきれいなグリーンで花も咲いています。見えるでしょうか?
モントリオールはフランス語が第一公用語、カナダとしては英語、フランス語両方を公用語にしています。
ケベック州ではお店をはじめとする全ての表示はフランス語でされなくてはいけません。英語の併記はされてもいいのですが、英語だけの表示のなると州から叱られます。特別のオフィサーがさり気にいつもチェックしています。
こちらに来た当初まず車の運転をしたときに道の名前と方角だけをたよりに高速道路を運転しなくてはいけなかったのは怖かったですね。
アパートでも煙がでたりして非難してくださ~いというアナウンスはまずフランス語でされます。このアパートはまだそのあたりはしっかりしていて必ず英語でも繰り返してくれますが・・
それでもモントリオール島の中は(モントリオールが島・・ということは結構知られていないようですが)、英語が問題なく通じます。離れていくとフランス語しか使えなくなってきます。
ケベック州はカナダから独立したいという運動がずいぶん盛んで、生活している中でもややこしい部分があるのです。モントリオールはパリにつづいて2番目に大きなフランス語圏となります。
ところがここのフランス語は実はたいへん訛りが強いようです。フランスにいったら通じないよという極端な意見もあります。それに加えて英語風フランス語を作ってしまうわざもあります。
英語でwelcomeというと、’いらっしゃい’という意味と’どういたしまして’という意味があります。フランス語で’いらっしゃい’はbeinvenue, ’どういたしまして’はde rienなどといいますがケベックでは英語風に’どういたしまして’をbeinvenueといいます。フランスにいってこれをいうと首をかしげられるんだそうです。
先日、トロントの帰りに隣り合わせになった女性はスイスから30年前にカナダに移民されたそうです。スイスは公用語が4つもあるそうなんですがフランス語はそのうちの1つ。彼女のマザータングはフランス語だそうで、やはりケベックのフランス語には今でも???と思うことが多いそうです。彼女の?の例では・・・
英語では車のトランクも大きな旅行カバンもtrunk。これにあわせてケベックフレンチはvaliseを使ってしまいます。旅行カバンという意味では正しい単語ですが車のトランクという意味では正しくないフランス語です。
実はモントリオールでのこの春の調査でフランス語を話す人口が英語を話す人口に対して50パーセントを割ってしまったという結果がでて、自治体としては大変な危機感をつのらせています。フランコフォン(フランス語を話す人)が引っ越すときには、そこに新しくフランコフォンをを探してこなくてはいけない・・・・という法律をつくったらどうかとかいうことも真面目に討議されたりなんかしています。
色々な意味で複雑でもあり、魅力的でもあるのがケベックの特徴です。
コーンフレーク、砂糖・・・・なんでも・・・・英語、フランス語で書いてあります。
モントリオールはフランス語が第一公用語、カナダとしては英語、フランス語両方を公用語にしています。
ケベック州ではお店をはじめとする全ての表示はフランス語でされなくてはいけません。英語の併記はされてもいいのですが、英語だけの表示のなると州から叱られます。特別のオフィサーがさり気にいつもチェックしています。
こちらに来た当初まず車の運転をしたときに道の名前と方角だけをたよりに高速道路を運転しなくてはいけなかったのは怖かったですね。
アパートでも煙がでたりして非難してくださ~いというアナウンスはまずフランス語でされます。このアパートはまだそのあたりはしっかりしていて必ず英語でも繰り返してくれますが・・
それでもモントリオール島の中は(モントリオールが島・・ということは結構知られていないようですが)、英語が問題なく通じます。離れていくとフランス語しか使えなくなってきます。
ケベック州はカナダから独立したいという運動がずいぶん盛んで、生活している中でもややこしい部分があるのです。モントリオールはパリにつづいて2番目に大きなフランス語圏となります。
ところがここのフランス語は実はたいへん訛りが強いようです。フランスにいったら通じないよという極端な意見もあります。それに加えて英語風フランス語を作ってしまうわざもあります。
英語でwelcomeというと、’いらっしゃい’という意味と’どういたしまして’という意味があります。フランス語で’いらっしゃい’はbeinvenue, ’どういたしまして’はde rienなどといいますがケベックでは英語風に’どういたしまして’をbeinvenueといいます。フランスにいってこれをいうと首をかしげられるんだそうです。
先日、トロントの帰りに隣り合わせになった女性はスイスから30年前にカナダに移民されたそうです。スイスは公用語が4つもあるそうなんですがフランス語はそのうちの1つ。彼女のマザータングはフランス語だそうで、やはりケベックのフランス語には今でも???と思うことが多いそうです。彼女の?の例では・・・
英語では車のトランクも大きな旅行カバンもtrunk。これにあわせてケベックフレンチはvaliseを使ってしまいます。旅行カバンという意味では正しい単語ですが車のトランクという意味では正しくないフランス語です。
実はモントリオールでのこの春の調査でフランス語を話す人口が英語を話す人口に対して50パーセントを割ってしまったという結果がでて、自治体としては大変な危機感をつのらせています。フランコフォン(フランス語を話す人)が引っ越すときには、そこに新しくフランコフォンをを探してこなくてはいけない・・・・という法律をつくったらどうかとかいうことも真面目に討議されたりなんかしています。
色々な意味で複雑でもあり、魅力的でもあるのがケベックの特徴です。
コーンフレーク、砂糖・・・・なんでも・・・・英語、フランス語で書いてあります。
by mousseinmtl
| 2008-05-08 10:12